住宅ローンの基礎知識その1 ※文字サイズ変更できます

金利の決定の仕方は?


住宅ローンの金利というのはどのように決められるのですか?

住宅ローン金利というものは、本来は景気動向や経済環境などを反映した資金の需給関係によって決まるものです。とはいえ、現実には政府の金融政策によっても多大な影響を受けます。

なお、住宅ローン金利というのは、新長期プライムレートの動きなどにも連動します。

よって、住宅ローンを借りる予定のある人はこちらの方にも注意を払っておくとよいでしょう。

具体的には公的融資や民間融資は次のように決められます。

公的融資の場合
公的融資のローン金利については、以前は融資資金の調達元であった財政投融資資金の貸出金利を基準金利としていました。

しかしながら、現在では住宅金融支援機構が行う証券化支援事業※に基づく長期固定金利が採用され、毎月上旬に発表されることになっています。

※住宅金融支援機構が民間金融機関の貸付債権を譲り受けて信託したうえで、それを担保に債権を発行します。

民間融資の場合
民間融資の場合は、証券化支援事業の対象になる長期固定金利の住宅ローンを「フラット35」として商品化し、それぞれの金融機関が金利を独自に決定し、毎月上旬に実行金利を発表することになっています。

住宅ローンを組むうえで留意しておく点はありますか?

住宅ローンを組む際には、次のように金利の適用時期に留意したいところです。

■公的融資の場合には、借入申込書を提出したときの金利が適用されます。

■民間融資の場合には、融資実行時の金利が適用されます。借入申込書の提出したときではありません。これは、申込書提出時の金利より大幅に高くなることもあるので注意が必要です。なお、この金利は毎月発表されます。

関連トピック
民間住宅ローンの申し込み・融資条件はどのようになっているのですか?

一般的に、民間住宅ローンの申し込み・融資条件は次のようになっています。

■店舗の営業基盤や商圏にある物件または居住者である方
■指定の信用保証会社の保証を得られる方
■その金融機関が契約する生命保険会社の団体信用生命保険に加入できる方
■前年の税込収入が200万円以上で勤続年数1年以上の方
■最終返済時の年齢が満80歳未満の方
■借入時の年齢は満20歳以上満66歳以下の方...etc

民間住宅ローンの場合、融資条件等については各金融機関が独自に決めています。ただし、同じ住宅ローン商品ですから、フラット35との共通点も多いです。

民間住宅ローンを利用するときに留意するところはありますか?

民間住宅ローンの場合、金利優遇キャンペーンなどは魅力的ですが、金融機関によっては、次のような様々な制約があったりしますので、まずは利用することができるのかどうかを確認することから始めたいところです。

■取得物件がその金融機関の商圏外では利用できない。
■公共料金の支払いが3項目以上必要などの制約がある。
■上記の条件を満たしていても、団体信用生命保険への加入や信用保証会社の保証が得られるかどうかがわからないといった不透明な部分がある。

フラット35の申し込み・融資条件はどのようになっているのですか?

フラット35の融資条件は次のようになっています。

■自分で所有及び居住するための住宅を建設(購入)する方
■申込日現在70歳未満である方
■毎月返済額の4倍以上の月収がある方

フラット35や財形住宅融資の申し込みは、取得する住宅の所在地の都道府県内の「住宅金融支援機構業務取扱店」と表示されている金融機関の窓口で行うことができます。

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